さぁじゃ」
半次郎ちゃんが、それをみて告げた。
「晋介どん、http://jennifer92.livedoor.blog/archives/30870312.html https://note.com/ayumu6567/n/n6025b6415605 http://hk2019work.egloos.com/7020666 どんを連れてきたもんせ。とまってもれもはんか?ん士官ん一人を紹介すっ」
別府は、西郷に命じられてすぐに駆けだした。
ほぼ同時に、俊春と永倉は道の端により、駕籠の担ぎ棒を肩から下ろした。
俊春は兎も角、永倉は手拭いでの汗を拭っている。
ほどなくして、別府とともに士官が駆けてきた。小隊は、そのまま行軍していってしまった。
士官は下馬し、自分の脚で駆けてくる。は、薩摩の重鎮の一人である。西郷派の一人である。
じつは以前、かれが藩主に西郷の動向を伝えたのが原因で、西郷が遠島になったという経緯がある。
海江田は、この戊辰戦争で活躍する。しかし、「でこぴん野郎」こと大村益次郎と、ことあるごとに衝突してしまう。いわゆる、犬猿の仲というわけである。海江田の大村嫌いは、周知の事実である。そのため、この翌年におこる大村襲撃事件で、海江田がフィクサーともいわれている。海江田自身は、明治期には知事になったり鹿児島に戻ったりフランスやオーストリアに遊学したりと、環境の変化がいちじるしく、そこそこに活躍して明治三十九年に七十五歳で亡くなる。
ちなみに、かれは示現流と薬丸自顕流の達人である。
余談であるが、かれの実弟たちは、かの桜田門外の変に参加している。そして、実姉はかなり直情的な性格であったらしい。である。
web上でみる海江田の写真は、口髭顎髭バーンって感じの、ずいぶんと立派なご老体である。あいにく、若いのかれの写真は、ついぞみたことがない。
駆けつけてきたかれは、おれのしっているかれとはイメージがちがう。
恰幅はいいが、おだやかそうなイケてる男っぽい。イケてるというのは、ルックスがそこそこいい、という意味である。
そうだ。どこかで見たことがあると思ったら、漫画の「静か〇るドン」のサラリーマンをやっているときの主人公に似ている。その主人公の背を、めっちゃ高くした感じであろうか。
「さぁ、会えてよかった」
海江田は、駕籠のなかにいる西郷に声をひそめていう。その声は、意外にもソプラノボイスである。これでいい争いでもすれば、キンキン声で耳が痛くなりそうである。
「武次どん、おいどんもここで会えてよかったて思う」
武次というのは、海江田の通称である。
「あんやっせんぼじゃっどん、いけんかなりもはんか」
海江田は、挨拶もそこそこに性急に要望を叩きつける。
『やっせんぼ』というのは、ダメな奴っていう意味のはず。大村益次郎のことにちがいない。
「やっせんぼん指示すっ配置は、あきらかにに不利じゃ。被害がおおっでるんな目にみえちょっ。それ以前に、ないごてそこまで追いつめっ必要があっと?」
かれは、駕籠の横で力説しはじめた。
おそらく、上野でたてこもっている彰義隊討伐の配置についてであろう。
「本日ん軍議で、おいどんがそん旨伝えもんそ。じゃっどん、きいてはっれんやろう」
のでかさのわりにはこぶりな口からため息をもらす。
かれも、板挟み状態で苦労しまくっているのである。
西郷は、
それ以外には、海江田の長女の夫、つまり義理の息子は、連合艦隊司令長官として世界的に有名な
さぁ、期待しちょっじゃ」
海江田は長身というほどではないが、この時代の男性の平均の身長よりかはずっと高い。175cmはこえているだろう。胸をはり、えっへんって感じで、おれたちをみまわした。
「護衛は、桐野と別府だけなんか?」
が半次郎ちゃんと別府だけなのに、いまやっと気がついたらしい。しかも、めっちゃ呼び捨てにしている。
海江田は、半次郎ちゃんよりかは五歳以上年長だったはず。別府にいたっては、ひとまわり以上はなれているだろう。
まぁ年功序列、体育会系の世界では、呼び捨てでもおかしくないか。
「充分ど、海江田さぁ」
半次郎ちゃんが、一言返す。
「
かれはみしった