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「小五郎さん着替え縁側の方に……え!

「小五郎さん着替え縁側の方に……え!?頭から被ったん!?」 「いやぁちょっと頭を冷やしたくて……。その……三津と私は今どんな関係なのか分からなくて……。何がどこまで許されるかはっきりしないと甘えきってしまう……。」 そこで桂ははっとした。 「今すでに三津が居ないと何も出来ない状態なのにこれ以上依存させて本当に一人じゃ駄目な奴に貶めてから捨てる気か!?」 「小五郎さん考え過ぎです落ち着いて下さい。いくら何でもそんな事しません。」 真顔でぴしゃりと言い切られて桂は動揺しながらもそうか良かったそうかと何度も呟いた。【生髮維他命】維他命補充品真的有助改善脫髮嗎? @ 香港脫髮研社 :: 痞客邦 :: 「でも……私の裸見ても動じなくなったね?前まであんなに恥じらってたのに……。」 「その体で他の女の人抱いたんかぁって思ったら平気ですね。」 「……胸が痛いよ。」 「十三歳……。」 「抉り方が文ちゃんに似てきたよ?」 三津はやったぁと喜んだが桂は全く嬉しくない。純粋な三津をこんなに黒く染め上げてと文句を言いたいが,言える立場にないし倍以上の言葉が返ってくるのが目に見えて怖い。 「それで……私と三津は今どんな関係と思えばいい?何がどこまで許される?」 話を元に戻した。聞いておきながら三津からどんな言葉が返ってくるか聞くのが怖くて,三津の手から手拭いを奪って顔を見ないように忙しなく体を拭いた。 「そうですね,何か決めごとしないと駄目ですね。」 三津はそうだなぁと桂の着替えを抱きしめたまま空を見上げながらうーんと唸った。 『出来れば抱きしめたいし口づけもしたいし添い寝もしたいしずっと触れてたいけど……。』 欲を言えばどんどん出てくるがそこをぐっと抑えて三津の答えを待った。 「営む以外はいいんやないですか?ただそれは九一さんも同じ条件ですけど。」 それは良いのか悪いのか瞬時に判断出来なくて桂は何も言えなかった。大半の事は許されるのは喜ぶべきなんだがそれを入江も許された。 「つまりは九一も口づけたり抱きしめてもいいと……。」 「そうですね。」 三津は呆然とする桂の手から手拭いを取って背中を拭くため背後に回った。 「三津は……私のどこを好きになったの?」 「何でまた急に……。んーあの時は私をどん底から救い上げてくれて頼りになる所がいいなぁって思いました。でも一緒にいるうちに好きな部分は沢山増えて,今は数え切れないぐらいありますよ? 多分それはこれからも一緒にいる間にどんどん増えていきます。」 最後の一言が桂の心を震わせた。これからも増える。まだ三津は好きな部分を見つけてくれる。自分を見てくれる。それがどれほど嬉しい事か。 ただそれと同時に他の不安も芽生える。 「一緒にいるうちに同じくらい嫌いな所も増えただろう……。」 「でもそこも引っくるめての小五郎さんですよ?嫌いな所も愛せないでどうして一緒にいられます?」 『そうだ……三津はそう言う子だ……。』 嫌な所も全部受け容れてくれる寛大さがある。駄目な所も嫌だと思う所も全てを愛おしいと言ってくれるのは三津だけだ。 「ありがとう。」 「ん!?」 三津は一瞬で桂の腕の中に閉じ込められた。見るのは平気だと言ったものの生身の胸板に顔を埋めるのは恥ずかしかった。 「口づけはいいんだよね?」 桂は三津の顎を持って上を向かせた。 「愛してる。」 額を合わせて鼻先を触れ合わせ唇を重ねようとした。 「桂さーんお付きの人が迎えに来ましたよー。」 息が混ざり合うか合わないかのところで満面の笑みを浮かべた入江が手を振りながら近付いて来た。 「わざとだな……。」 桂は舌打ちをして三津を離し,三津は恥ずかしそうに目線を下に落とした。 「早く着替えて行ってください……。」 「そうする。帰って来たらまた癒してほしい。」 桂は三津の額に口づけると三津の腕に抱かれていた着替えをもらってその場を離れた。 「ごめんね嫉妬で邪魔した。……やっぱり桂さんの事好きやろ?」 「……そうですね。」 三津は困ったように笑ったが入江はにんまり笑って知ってると言った。

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